ホームインスペクションの調査内容と範囲について詳しく解説します

ホームインスペクションの調査内容と範囲について詳しく解説します
ホームインスペクションは家屋全体の状態を把握するための調査です。
検査対象は室内はもちろん、屋根裏、外壁、屋根、そして基礎まで、建物のあらゆる部分に及びます。
水回りや配管の調査も行われ、水道や排水においては水漏れの有無を確認します。
ただし、水道や電気が使用できない状態では当然ながらその調査は行えません。
なお、一般的に、ガスについては通常、調査の対象外とされています。
また、屋根に関しては、一般的に窓やベランダ、および屋外から目視できる範囲の調査に限定されます。
屋根に登るまでの調査は通常行われないため、その点に留意してください。
ホームインスペクションでは、住宅のほぼすべての箇所を詳細に調査します。
具体的には、以下の箇所ごとにどのような調査方法を用いるか、見ていきましょう。
・基礎：基礎の状態を確認するために、目視や手で触れる、打診棒で叩いて音を聞くなどの方法を用います。
確認項目はヒビ割れ、欠け、仕上げの浮き、傾きなどがあります。
参考ページ：ホーム インスペクションは中古住宅に必須？誰が費用負担してどう進める？
また、コケやカビの発生状況も確認します。
基礎は建物の安定性にとって非常に重要な要素ですので、しっかりと調査されます。
ホームインスペクションは、建物全体の状態を把握するために行われるものです。
地震に対する強度だけでなく、総合的な問題点や不具合も確認することが非常に重要です。
建物の主要部位についての点検方法と項目は、上記のようになります。
以上が、ホームインスペクションの調査内容と範囲について詳しく解説したものです。
家を購入する際には、建物全体の状態を正確に把握し、安心して住むための基準を満たしているかどうかを確認することが大切です。
ホームインスペクションは、そうした目的を果たすための有益な手段として活用されています。