多くの学生が夏休みに入ったことでしょう。そして、その殆どの学生が学校から課された夏休みの宿題に悩まされることでしょう。毎日の絵日記や読書感想文、自由研究など、本来は、自ら計画を立て、毎日コツコツと少しづつこなしていけば、大きな負担とならずに期日に間に合うように無理なく終えられることが理想とされるのでしょう。しかし、現実には、短期間に必死になってえいやっと終わらせて、後は思いっきり遊ぶ場合や、夏休み終了ギリギリでやっと重い腰を上げて何とか帳尻を合わせてやり終える場合など、いっそのこと、夏休みの宿題なんかなくしてしまえば良さそうなものだと思います。時代は変わったのです。実際に、学校によっては夏休みの宿題を廃止したところもあります。どうしても、学習について不安があると言うのであれば、何か一つでも良いので自分で選択してやらせてみることだけでも良いのではないでしょうか。例えば、1冊でも良いので自ら選んだ本を読み、1行で良いので感想書く。嫌々ながら欠かされる毎日の絵日記などよりよほど良いような気がします。スポーツが好みなら毎日欠かさずバットの素振り50回を続ける。コツコツ積み重ねることの大切を経験を通して身に着けさせることがどれほど素晴らしい夏休みになることでしょう。多くを望まずに確実に1つのことを続け成し遂げる努力を実感させた方が後々役に立つと思うのですが。
これからは宿題のない夏休みを過ごすこともありでは?